草履ブーム到来!幼児だからしたい足裏革命

小さい子供の子育て中に一番気を付けていたことは、健康な体作りに食育と外で体を動かすこと、情緒教育には絵本の読み聞かせでした。

今回は、新米ママさんに教えてあげたい「子供の体作りに実はかかせない足裏の健康」についてご紹介します。

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子供の足裏ってチェックしていますか?

生後1年間の子供の成長って驚きの連続です。

眠ってばかりいた赤ちゃんが、首が座った頃には寝返りをうち、一人座り、ハイハイ、つかまり立ち、伝わり歩きとどんどん自分の意志で行動できるようになってきます。

大変な時期だけれど家族にとってすべての瞬間が宝ですよね。

そして、よちよちと一人歩きができるようになると外を歩くために初めての靴のお買い物をしたり、公園デビューしたりと新米ママさんもさらに忙しい生活に突入していきます。

新米ママは神経質になりがちですが、当時私が少し心配したのが子供のつま先歩きでした。

もちろん、クリニックの定期健診で医者に相談したりもしましたが「心配しないでも、もう少し大きくなったら大丈夫よ」の繰り返し。

子育てと子供の発達はマニュアル通りにいかないとわかっていても、発達の目安として2歳から3歳にかけて大人のようにかかとから着地するように歩くと一般知識で知っていたので

「このままで大丈夫?」と気になってインターネットで検索してみると

自閉症の初期発達期によくみられるつま先歩き」というチェック項目が目に留まりました。

余計な心配を一人でするのも嫌だなと思ったので、早速地域の作業療法士の方に連絡をとり、家にきてもらい、子供の普段の様子を観察してもらうことにしました。

「発達には個人で違いがあるので今の段階では全く心配しなくていいけれど、もしお母さんが気になるのならつま先歩きを治す方法がありますよ。」

といって教えてもらったのが足指を使うことで土踏まずの発達に役立つ運動。

イラスト@原田碩三先生公式サイトより

〇 足指でタオル引き寄せ

〇 足指じゃんけん

〇 足指握手

床に置いたタオルを立った状態のまま足指だけで自分の方へたぐり寄せる、お母さんと二人で足指を使って握手したり、じゃんけんをするという内容の足指の運動です。

実際にその日から始めてみましたが、子供は楽しいので喜んでいました。ただ、1日ほんの10-15分くらいのことで毎日地道に続けないと効果がでるのに長い時間がかかるなと思いました。

そこでキーワードを「子供、土踏まず」で検索したところ、たどりついたのが裏の発達と健康を研究している兵庫教育大学名誉教授、原田碩三先生でした。

原田先生は大人と子供の足裏を20万足以上調査してきた足裏の専門家。

原田先生の本に「土踏まずはそれを形成する7つの足根骨が固くなる頃、4歳~8歳頃に出来上がる」と書かれていたのを読んで、ホッと胸をなでおろしたのを覚えています。

と同時に、子供の足の発育にいいと原田先生が開発した草履に注目!

ケンコーミサトッ子 早速オンラインで購入。

それからというもの子供の履物は公園も買い物もどこへ行く時も草履。

近所の子供たちは可愛らしくおしゃれな靴を履いていましたが、そんなのお構いなしでサイズが小さくなれば買い換えてまた草履。

一足ごと底がボロボロになるほど毎日元気いっぱい走り回りました。おかげで子供の足裏にもきれいなアーチが出来ています。

ついに、私まで大人サイズを室内履きに買いましたよ。

パンプスを履いて縮こまっていた指が広がって歩きやすいし、足が蒸れないので気持ちいいいです。

後日お気に入りだった草履とお別れしたのは、子供に「明日の天気を占う方法がある」と昭和時代にやっていた草履を足で投げ飛ばす天気予報を教えた後、草履は2階屋根の上へ飛んでいきました。

今では微笑ましい思い出です。

参照:自閉症スペクトラムの早期発見 ASD初期運動発達

足の発達と運動能力の関係

日本の靴メーカー、アシックスの公式サイトでも近年の子供たちの足の発達と運動能力に関する心配材料が報告されています。

アシックス公式サイトはこちら→ASICS

小学生になっても土踏まずがほとんどない子、大人の女性のように外反母趾が悩みの小学生、足に障害を抱える子どもたちが着実に増えています。

走力、跳躍力、投力なども、1983年に比べて2000年では体重が大きく増加しているにもかかわらず全体的に低下しています。

幼稚園の年長児の歩数を見ると、1984年に比べて1997年は約21%も少なくなっています。これは、保育中の歩数は変わらないのに家庭での運動量が大幅に減ったためというのが定説です。この年代の運動は足の形成だけではなく、運動神経の発達や脳の発達などにも大きな影響を及ぼすといわれています。

草履をしばらく履かせた後に、シューフィッターのいる靴屋さんへ行って子供の足裏のチェックをしてもらい「土踏まずがきれいにアーチを作っているよ」と言われてホッとしました。

その後、足も大きくなり足の専門家、靴選びのプロから勧められたのがアシックスの靴です。

しっかりと地面を蹴って歩くためには、足の筋力がまだ弱い子供は足が曲がるべき位置できちんと曲がる靴を選んであげるのがいいそうです。

足に合った靴を履くことで足や腰への負担がかからず、足の障害も避けられます。

子供の足裏がどんどん変化、退化している!?

兵庫教育大学名誉教授、原田碩三先生は大人と子供の足裏を20万足以上調査してきた足裏の専門家。その調査の中で、体の成長過程で心配となる子供の足裏発達の変化に注目しています。

5歳児の足の変化 (原田碩三先生公式サイトより)

年度 1980 2000 2004
土踏まずができている 75% 56% 46%
浮き指が一本もない 93% 48% 8%
親指の角度が正常 96% 80% 72%
足裏の形 逆三角形 長方形が増加
足や体の左右差が少ない 体に歪みがある子が増えている

土踏まず

ペットボトルの底がアーチ形になっているのを見たことがありますか?

それは倒れないように強度をつけるためです。

人間の足の裏にある土踏まずも同じようにバランスをとる役割があります。

土踏まずは足裏のくぼみ地面から受ける衝撃を吸収するクッションの働きがあります。

立つ、走る、飛ぶ、飛び降りる、踏ん張るなどの人間の基本的な動きの全てに関わっています。

・ 立った姿勢を安定させる

・ 片足で体を支えて動くことができる

・ 踏ん張るなどの足指の働きがよくなる

・ 飛ぶ、飛び降りる時のクッションの役目をする

走ったりジャンプをしたりするときは体重の3~4倍の衝撃が下半身にかかり、特に骨や筋肉の発達がアンバランスな成長期に足裏のくぼみがしっかり形成されていないと地面からの衝撃をうまく吸収できないことが原因で膝や股関節、腰の障害を起こすことがあります。

参照:幼児期の足指筋力 こどもの足アーチ 児童の足アーチ形成時期

浮き指

お風呂から上がって乾いた床に立った時できる足型に指の跡がつかない状態を浮き指といい、足の指を使わない生活をしていることでその症状になります。

原田先生の調査によるとその原因として赤ちゃんの時に親が手を貸して歩かせようとするなど体全体を使う機会がなかったこと、ベビーカーの移動が多く歩く距離が少ない、全身を活発に動かす時間が一日の4時間以下だったなど足が発達する幼児期に足の指を使わない状態にしていたと考えられています。

手と肘と足の指を使ったハイハイをしていない

壁や家具などをつかまり立ちをしていない

つたい歩きをしていない

歩く距離が短い

屋内での遊びが増える傾向で足指を使うサッカー鬼ごっこなど群れ遊びをしていない

足指が働かない履物をはいている

体の歪み

          イラスト@原田碩三先生公式サイトより

鏡に映った顔を見るとわかりますが、人間は生まれつき左右差があります。

体の左右差が大きくなると偏った運動が多くなり足の長さが違う体のバランスをとるために肩がどちらかに極端に下がったり、背骨の歪みがでたりと脊椎側わん症になってしまいます。

背骨が歪むことで助骨が固くなり肺呼吸が減るという症状になります。

また、上半身の痛みは下半身を含めた体型のアンバランスが原因であることが多いです。    

子供の足の発達状態が、大人になった時そのバランスをカバーしようとする体の歪みにつながったり、老人になって足の筋力が弱くなった時に歩行が困難になったりと様々な障害を誘発する原因になります。

足腰が弱い老人は家にひきこもりがちになり体力は下り坂に落ちていきます。

足の筋力や足指の握力を強くしアーチを作る健康な足作りは、正しい歩行と体の成長や老後の体にまで影響します。

参照:足指筋力

草履ブーム到来!子供の足裏を改善する草履

原田先生が開発した草履 ケンコーミサトッ子

なんと年間累計20万足を売り上げている国産の天然井草で作った草履なんです!

「ミサトッ子」は保育園、幼稚園、小学校でも指定靴として採用され、その教育機関の数は500以上。

子供の足未発達を調査してきた原田先生が、どうしたら足の指力をつけれるか考えて開発したのがこの草履

鼻緒を真ん中にすげることによって、一歩ごとに鼻緒を足の指でつかむ動作が自然にできることで足の指力が付きます。

草履を履くと1分間に50回以上も足指を曲げ伸ばすことで脳の働きが活性化されます。

半年間この草履を履いて過ごした子供とそうでない5歳児を対象にした調査では、土踏まずの形成や浮き指を改善し、足の指力が強くなったという結果がでました。

健康な足裏になると体のこんな変化にも気が付くようになりますよ。

運動能力の向上(蹴って走れるようになるので速くなる)

体の歪みが補正されて肩こり、腰痛、イライラが予防できる

集中力が向上する(大脳への刺激反射がよくなり、ボケ防止にも)

脚の筋力がつき、つまづき転倒が防げる

息が深くなり、情緒が安定する

子供が飛んだり跳ねたり、走り回って元気に外遊びをするためにも、周りの大人が子供たちの足裏の発育まで気をかけてあげたいですね。

裸足で過ごす夏のシーズン、草履で子供の足裏健康つくりして下さいね。

 ケンコーミサトッ子草履 ミサトっ子ぞうり


幼稚園の先生とおばあちゃんが薦める絵本はこちら→「きっとできるよ

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