留学・海外就職にスマートな海外送金サービス

子供が大きくなって海外の大学へ留学したり、海外就職・ワーキングホリデーを利用して長期滞在をする時に日本の家族・サポーターが知っておきたい海外送金の方法。

実際、手数料を比較して選んだ金融機関で海外送金をしようとすると「書類がたくさんあってややこしい」「なんか送金時の為替レートと違う?」など気を付けたいポイントがあります。

今回は、いくつか選択肢を比較しながら日本から手数料を抑えて海外送金する方法をご紹介します。

スマートに海外送金する

日本から海外へ外貨を持っていく場合、2019年現在トラベラーズチェックは海外での取り扱い店を見つけるのは難しくなりました。

飛行機で現金を持って行き現地で両替する方法も可能ですが、かなりのリスクがつきもので100万円以上の場合は税関で所持と使用目的の申告義務あり、それを怠ると違法になります。

安心して外貨送金するために金融機関を利用したサービスがおすすめです。

以前は銀行間の送金のみだった方法もかなり選択肢が増えました。

海外送金の方法は3つ

1.  海外送金サービス

2.  オンライン・バンキング

3.  銀行

サービス面でチェックしたい5つのポイント

・受付時間と送金時間の早さ

・手続きの簡単さ

・手数料の安さ

円に対応している

・日本語のカスタマーサービス

海外送金サービスを選ぶ時にチェックしたい3つの手数料

送金手数料

・隠れコスト

・海外金融機関の受取手数料(SWIFT送金手数料)

隠れコストって何?

海外送金に必要な手数料には2つあり、一つは「送金にかかる手数料」もう一つが「隠れコスト」と呼ばれる「為替レート手数料」です。

日本の銀行で提示されている海外送金手数料。金融窓口で支払う固定手数料です。

送金手続きをした窓口にあたる金融機関には外貨の取扱いがないので、日本円を外貨に換えて送金する中継銀行が必要で、その際に中間手数料がかかります。

それが大きな隠れコスト「為替レート手数料」です。

世界の為替市場で為替はリアルタイムで変動しながら「売り=供給」と「買い=需要」の通貨レートを選んで為替トレーダーによって売買されています。

「売り」と「買い」の中間にある値が為替相場の「仲値」とよばれる公正な両替レートです。

通常、仲値は銀行や業者間同士で取引する場合にのみ利用される場合が大半で、個人が両替、送金する場合は適用されません。

銀行はこの為替レートの中に手数料を隠していて、それが銀行の利益になります。

つまり、空港の両替所や銀行で「本日のレート」という場合、「仲値+銀行手数料」のことで見えない手数料を上乗せした独自の為替レートが適用されています。

仲値は「ミッドマーケットレート」ともいい、GoogleYahooファイナンス に表示されているのでいつでもチェックできますよ。

為替手数料の比較

各金融サービスでカナダへ100万円を送金する場合にかかる手数料の比較を見てみましょう。

Transfer Wise公式サイト為替計算

一見「手数料が安い」と感じる金融サービスも為替レートを見るとミッドマーケットレートよりも少し高めに設定してあります。受取額の下の数字。これが銀行の「隠れ手数料」です。

為替レート差額を円換算すると約5,000~4万円も上乗せしてチャージされていることがわかります。

手数料がお得という評判の「ゆうちょ銀行」のオンラインバンキング「ゆうちょダイレクト

送金手数料:2,000

為替レート:「仲値81.3498+2為替レート手数料)」

手数料:手数料+為替レート手数料=2,000+15,000≒17,000

合計手数料:17,000

固定手数料が安いので送金依頼をしようと確認した時、為替レートを計算してはじめてわかる合計手数料。為替レート手数料がないと送金金額が多いほどかなり節約できることがわかります。

銀行の海外送金サービスについて

金融機関の海外送金の窓口受付は9時~3時まで、オンラインは24時間OKです。

マネーロンダリング(不正な海外送金)を防ぐため、日本の金融機関では必ずマイナンバーが必要になります。また、海外送金を取り扱えない通貨があります。

ゆうちょ銀行窓口で問い合わせた情報では、現地学校の支払い明細、病気治療の場合は見積もり明細など受取人の使用目的詳細を示すコピーを請求することもあるということです。

高額の海外送金については使用目的の書類提示を請求されて審査があり(約10日間)内容によっては許可が下りないこともあるそうです。

手続きに2~3週間かかるので余裕をもって海外送金の準備をしたほうがよさそうです。

銀行からの海外送金 必要な書類はこちら→ ゆうちょ銀行

受取り銀行の手数料

海外で受け取る側も金融機関によって固定手数料がかかることがあるので、受取人が海外送金事前に自分の口座がある銀行に確認しておくことをおすすめします。

また、日本の金融機関から海外の両替所へ円建て送金をすることもできます。その場合、日本側での為替レート手数料のかわりに現地で両替する時に為替レートを支払うことになります。

銀行から日本円送金をする場合 詳細はこちら→ 両替所VBCE

海外送金に特化したサービス  Transfer Wise:トランスファーワイズ

合計手数料がダントツに安かったのが海外送金サービス「トランスファーワイズ

国境を越えて働く人をサポートするために生まれ、銀行の見えない隠れコストを削減したサービスで個人の海外送金手数料を節約できます。

但し、本人が送金手続きをすることが必要で家族や友達など本人でない人に自分の口座にアクセスをしてもらう送金はできません。

日本にいるサポーターの人が海外在住者に送金する場合、送金者の口座登録が必要です。

トランスファーワイズ日本語サイト 口座登録はこちら→ Transfer Wise 

銀行間の海外送金:日本口座から海外口座に海外送金を行っている

日本の送金銀行(日本円)

②中間銀行(日本円で外貨を買って海外送金)

為替手数料が発生する

③海外の受取銀行(外貨)

Transfer Wise の海外送金:

送金をしたい人同士をマッチングさせて日本と海外の国内送金を行っている

①日本の送金銀行(日本円)

 

Transfer Wise日本口座(円建て国内送金) 

Transfer Wise海外口座(外貨)

海外の受取銀行(外貨建て国内送金)

Transfer Wiseは、財務省 関東財務局に許可された資金移動業者で法律により顧客の資金を安全に保管することが義務付けられています。

各国の法令に基づき送金を実施する免許を取得、アメリカではWells Fargoの米国口座、ヨーロッパではBarclaysの英国口座で資金が安全に保管されています。

日本語サポートを含む12言語に精通した海外送金サービスです。

海外送金サービス手続きの流れ

1.Transfer Wise 公式サイト ミッドマーケットレートで為替を計算

2.送金先の手数料を確認

3.無料アカウントを作成、送付人の情報を入力

4.送金金額、受取人の口座情報を入力

5.銀行送金、SWIFT送金、デビットカード、クレジットカード、

  オンラインバンキングで Transfer Wise の銀行口座へ日本円を入金

6.Transfer Wise の現地口座から受取人の口座へ外貨で送金

例えば、日本からカナダへの送金を行う場合「固定手数料159円+両替額の0.87%」が手数料です。

例)カナダへ100万円を送金する場合(1回の最大送金額100万円) 手数料:8,859

両替手数料:両替額の0.87% ※2019年現在

1,000,000 X 0.87 =8,700

手数料合計:固定手数料+両替手数料=159+8,700=8,859

主要通貨間の送金の場合、通常1営業日以内の早さで送金が完了します。為替レートが適用できる保証期間は入金後24時間、送金にかかる手数料、両替手数料は送金先の通貨によって違います。

海外送金をした人たちのカスタマーレビュー(Transfer Wise公式サイトより)

さらにお得な特典もある

サービスに満足して「これはいいから友達におすすめしたい!」と思った人には、さらに海外送金の手数料を安くするお得な情報です。

なんとTransfer Wiseにはさらにお得な紹介制度があり、お友達を招待すると紹介特典がもらえます!

招待報酬はいろいろあり、例えば招待リンクからお友達がサインアップした後、

  • 紹介したお友達も最初の送金を行う際に割引を受けることができる
  • 少なくとも200ポンド相当の送金を完了した場合、50ポンドが紹介者に支払される

など紹介者もお友達もお得に送金できる報酬がもらえます。

詳細は「Transfer Wise利用規約を確認して下さい。

ワーキングホリデーや語学留学などで海外在住のお友達にもお得情報を紹介してあげて下さいね。

2021年1月26日より、日本で多通貨デビットカードがサービス開始となりました。

仕組みについて

昨年10月、日本でマルチカレンシー口座のサービスが開始されました。 このカードはマルチカレンシー口座とリンクされており、旅行やオンラインショッピング、ATMからの出金時にそこから資金を使うことができます。

YouTube video: https://www.youtube.com/watch?v=BOHW8oP0dSw

マルチカレンシー口座

●        年間手数料または外貨決済手数料なし

●        無料でマルチカレンシー口座で50以上の通貨を保有、両替可能

●        無料で英国、米国、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、ハンガリーの銀行口座を取得できる

●        法人アカウントでは銀行口座情報の取得に3,000円(1回限り)支払う。その後、これらの口座で無料で資金の受取が可能

●        デビットカードは、英国、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、米国、そして現在日本で発行可能

デビットカードの使用料について

●        個人アカウントの場合、1,200 円の注文手数料(1回限り)

●        法人アカウントの場合、マルチカレンシー口座に3,000円を追加

●        アプリでカードの注文が完了すると、すぐにカード情報を取得でき、お手元にカードが届いていない場合でもオンラインで決済が可能

●        事前に現地通貨に両替するかスマートテクノロジーで最も安い方法で自動両替

●        海外のATMで毎月2回、 30,000円までの出金が無料

** 30,000円以上の出金には1.75%の手数料が発生します

** 最初の2回の出金後は、取引につき1回あたり70円の手数料が発生します

** ATMからの出金は現在(2021年)日本では利用できません

多通貨デビットカードは、日本在住の日本人だけでなく、日本人在住の外国人の方も利用でき様々な取引に魅力的なレートを提供します。

当デビットカードは主に下記のような場合にご利用いただけます:

〇 海外旅行や海外出張の際、デビットカードでの決済やATMからの出金

〇 海外のウェブサイトのオンラインショッピングの支払い

〇 留学生や海外移住する前に、現地の口座情報へのアクセス

海外駐在や海外投資に興味のあるご家庭にも役に立ちそうです。

ややこしい手続き、大きな手数料、隠れコストがない海外送金サービスはありがたいですね。

手数料の安さだけでなく手続きの手間など自分が安心して取り扱えるサービスを選んでみて下さい。

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チャージした分だけ利用できて海外旅行で使いすぎる心配なしのプリペイドカード。オンライン決済が苦手なシニアにもコンビニATMや銀行振込可能で安心便利です。

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