この夏絶対食べたい!濃厚抹茶デザート

日本人といえば日常の生活にかかせないのがお米とお茶。

海外でもスターバックスをはじめコーヒーブームの到来でコーヒーショップが軒並み増えましたが、メニューの中でも意外に人気なのが抹茶を使ったドリンク。

暑い夏も近づき抹茶かき氷やアイスクリームなど抹茶好きにはたまらない季節になりました。

今回は、緑茶葉成分「ルテイン」と「ポリフェノール」を手軽においしく取り入れられる抹茶デザートについてご紹介します。

海外のコーヒーショップで大人気 MATCHA

すし、ラーメンに続く日本語として欧米に浸透している「MATCHA

コーヒー店でも抹茶を使用したマッチャ・ラテなど抹茶ドリンク1カップの値段は、焙煎コーヒーに比べて2倍以上もする断トツ値段の高い設定になっています。

日本人をはじめとするアジア圏のお茶が日常の食事やおやつの時間に欠かせない文化では、ほうじ茶や麦茶などの微妙な味の違い、焙煎法の香ばしさが大切だったりします。

日本にしかない「旨味」にも代表されるように食べ物の素材そのものの味を大切にする日本人だからこそ、お茶のおいしい入れ方、焙煎、材料の配合の違いを味わいつくすことができるのです。

味の濃いソースをたっぷりとかけることで料理の味付けをする欧米文化には、この微妙な味の違いはわからないと思います。

また、水の硬さの違いもあり、イギリスで飲んだミルクティーの紅茶がおいしかったのでお土産に買ってきたら同じ紅茶でも日本で味わったり違うというのはよく聞く話です。

だから、水が硬質でも変わらない、はっきりした風味のある抹茶に人気があるのです。

健康志向欧米ではお茶の栄養、効能に関する情報も滑車をかけて「Green Tea」をぬいて「MATCHA」が不動の人気となりました。

抹茶の利用方法は、そのままドリンクとして飲む以外にもチョコレート、クッキー、アイスクリーム、スムージーに入れてスイーツの風味を出すためにも利用されています。

参照:抹茶マーケティング

お茶の健康成分

平安時代の日本に中国から薬として伝来したのが緑茶です。

茶には緑茶、紅茶、ウーロン茶などいろんな種類がありますが、全て茶という木の新芽から作られ、形、色、香り、味に違いがあるのはその作り方が違うからです。

茶葉を摘んですぐに加熱し酵素の働きを止める「不発酵茶」、酵素を少し働かせてから加熱して酵素の働きを止める「半発酵茶」、酵素を最大限に働かせてから加熱して酵素の働きを止める「発酵茶」の3種類があり、日本の緑茶は不発酵茶になります。

日本でお茶が普及したのは室町時代後期以降のことですが、当時の人々が飲んでいたのは「煎じ茶」と呼ばれる色が赤黒く、味も香りも薄いお茶でした。

現在のような緑色で味のよい煎茶の製法は、お茶漬けでなじみの永谷園の祖先である永谷宗円(宗七郎)が江戸時代中期に完成したものです。

当時は茶師によって抹茶の販売が厳しく管理されていて、一般には手の届かないものだったので庶民においしいお茶を広め、日本茶の歴史に大きな功績を残しました。

ちなみに、それまでは「お茶漬け」はなく冷や飯にお湯をかける「湯漬け」だったそうです。

宗七郎は自ら開発した新製法を独占せず惜しみなく多くの人に伝授し、青製煎茶が全国生産地に広まりました。

現在では、北海道と青森県を除いてそれぞれの県でお茶の産地ブランドがあり、生産者によっても味、香り、色に多様性があります。

参照:永谷園 お茶マーケティング

お茶の健康丸ごと入った抹茶

愛知、静岡と並んで日本の3大茶といわれる京都の宇治茶。

抹茶といえば宇治茶といわれるほどブランド力の強いお茶です。

16世紀後半に「覆い下栽培」と呼ばれる茶の新芽に一定期間太陽の光を遮る栽培法で開発された、鮮やかで濃い緑色のある旨味の強いお茶が日本特有の抹茶のはじまりです。

千利休が大成した茶の湯は、宇治の抹茶を第一として品質向上を求めました。

江戸時代中期(18世紀中頃)になると蒸した茶の新芽を焙炉の上で揉み乾燥させる、画期的な「宇治製法(青製煎茶法)」が生み出されます。

江戸時代後期には覆い下栽培の茶葉を宇治製法で仕上げる「玉露」が生み出されました。

覆い下栽培

もともとは茶の新芽の防露を目的としてはじめられた栽培でした。

日光を遮って茶葉を栽培すると光ストレスがかかり葉が薄くなり、より多くの光を求めることで葉緑素含量が高まり濃い緑色になります。

覆い下栽培により茶葉中のアミノ酸、カロテノイド含量が高まり、加熱による製法工程をとおして香気成分とうまみ成分が独特の風味を形成します。

この製法によるお茶は、旨味、甘味成分テアニンが新芽に蓄積され95%~98%の遮光率で日光を遮るため、アミノ酸類が渋み、苦みのカテキン類に変化するのが抑制されるためにおいしいお茶の味になるのです。

ブルーライトから目を守る成分も含む抹茶

中国から薬として緑茶が持ち込まれただけあって健康成分がぎっしり詰まっています。

抹茶成分

炭水化物

不溶性タンパク質

ミネラル

(カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、アルミニウム、鉄、亜鉛、ナトリウム)

味に関係する成分

カテキン類(渋味)・・・血中コレステロール上昇抑制、抗酸化、抗アレルギー、虫歯予防

カフェイン(苦味)・・・利尿、睡眠防止、興奮

遊離アミノ酸類テアニン(旨味、甘味)

・・・精神リラックス、抗がん剤の作用増強、アルツハイマー病予防

植物繊維―便秘防止

脂溶性ビタミン(A,C,E,K)・・・風邪予防

クロロフィル

他の植物に比較してフッ素を多く含む・・・虫歯予防

ポリフェノール

ルテイン

抹茶は茶葉に含まれる健康有効成分をそのまま摂取できる食品です。

ルテインはホウレンソウなどの緑黄色野菜や抹茶、緑茶葉に多く含まれ、TVやスマートフォンのブルーライトにさらされる目のトラブルから保護してくれるサポートをします。

抹茶の製法

抹茶の原料となるお茶をてん茶といいます。

てんは挽き臼を表し、てん茶はひき臼で粉塵にするためのお茶を意味しています。

1.覆い下栽培で採摘した新芽を鮮度が失われないうちに蒸す

2.てん茶機とよばれる乾燥機で乾燥する

3.茎と葉を分離する

4.仕上げ加工工程で葉部の選別と整形を行う

5.茶臼で粉塵して抹茶にする

緑茶製造ではこの蒸熱処理により茶葉の酸化が抑制されるため、ウーロン茶や紅茶と比較して元から含まれているカテキン類や、色素、ビタミン類の変化、損失が最小ですみます。

参照:抹茶の特徴 京都宇治茶 ルテインと目の健康 抹茶のルテイン含有量

抹茶を食べていると実感できる抹茶スイーツ

お茶を習っていない限り、お点前のお抹茶をわざわざまでおうちでいただく機会やちょっと甘味処でお抹茶をいただこうなんて機会は少ないと思います。

でも、お菓子やアイスクリームなどのデザートに入っていると話は別ですよね!

あのほろ苦さ、大人のおいしさというのがたまりません。

和菓子はちょっと苦手という人にもおいしい大人の抹茶デザートをご紹介します。

お抹茶の旨味がぎっしりつまったお菓子 

キットカットミニ 大人の甘さ濃い抹茶12枚(324円)

チョコレートをはじめ、イチゴ味、ワサビ味、成田空港限定商品、日本酒入りなどご当地限定のいろんな味覚を展開しているキットカット。

商品のラインナップに抹茶味が3種類加わりました。

ここでお勧めしたいのが宇治抹茶を使った濃厚抹茶味。粉末抹茶の値段が高いこともあり、抹茶の色や味がついていても風味程度のデザートは数多くありますが、この商品は食べた瞬間、点てた抹茶をいただいているようなコクのある苦味に即リピーターになってしまいました。

抹茶キットカット2枚で眼の保護をする栄養「ルテイン」が0.4~1㎎摂取できます。

お茶うけとして、お茶+抹茶味の組み合わせで頂いてもほろ苦さを存分に楽しめます。

また、お酒が好きな男性の食後のデザートにさっと出したり、甘いものが苦手な男性でも口にできるようなお手軽スナック菓子です。

参照:Nestle

この夏絶対食べたいひんやりデザート かき氷

京都の宇治抹茶を使用した宇治金時のかき氷「宇治金時」

寺町の名店「一保堂」「丸久小山園」「柳桜園茶舗」の抹茶を配合/二條若狭屋 寺町店

京菓子の喫茶で味わうかき氷 写真:関西ウォーカーより

昔は夏の風物詩だったかき氷も年間を通じて楽しむ甘味になりました。

ちょっと前まで夏の暑い日にショッピングをした後、ちょっと一休みに甘味屋立ち寄りかき氷を食べるなんていうのが普通で、値段も気軽なワンコイン、500円以内でした。

ここ数年猛暑が続くせいか、大行列ができるかき氷専門店がどこへいっても新定番となり、グルメの仲間入りをしました。お値段も1000円以上とランチと同じくらいします。

それぞれの店が独自のシロップを試行錯誤して手作りで生み出し、氷も「○○山の天然氷を使用」「○○の地下水を使用」と水へのこだわり。

氷の削り方も硬い氷を薄く削ってフワフワの口当たりにしたり等お店独自のこだわりを見せ、食べ過ぎてもあまり体重に響かないこともあり、女子の心をわしづかみにするおいしいかき氷が巷に溢れています。

夏の間、かき氷店巡りで食べ比べなんていうのもおいしい楽しみです。

参照:宇治茶について

お茶屋さんが作った抹茶アイスクリーム

1㎏10万円の最高級抹茶だけを使用した贅沢なスイーツ 出雲抹茶ジェラート

島根県出雲市にある自社茶園で栽培、収穫し、自社工場にて加工して品質の良さに徹底的にこだわってできた出雲抹茶をふんだんに使用しています。

1年間の中で最もおいしいお茶が取れる5月上旬、お茶の旬にとれたさらに上質なお茶のみ使用。

、風味を高めるために秋まで蔵の中でしっかり熟成します。

高温での加工をせず、手間と時間をかけて低温でゆっくり加工することで茶葉の旨味、香り、色鮮やかな深い緑色を実現しています。

スイーツに使う素材も島根産、その中でも最高級だけのものを使用するこだわり。

24時間365日自然放牧、自然の中で好きに食べ、好きに寝て、好きに遊ぶ理想の状況ストレスフリーで毎日を過ごす牛の生乳だけを使用しています。

68度で30分低温殺菌、生乳の脂肪球を砕かないノンホルモナイズ製法により生乳の風味を損なわず、本来の美味しさをそのまま閉じ込めた強く濃厚なコクが特徴です。

こんなに最強カップルだとどちらかの味、抹茶かバニラに偏る印象がありますが、茶葉に負けないしっかりしたミルク感がありバランスをとっています。

生産者が見える、素材の安心安全性を感じる、最高の抹茶と最高の牛乳どちらの風味も生かして作ったお抹茶が好きな人におすすめしたいスイーツです。

海外の友人からお土産に頼まれることが多いのも「日本の抹茶」。

海外のスーパーで買うと手のひらサイズの缶に入った抹茶が、コーヒーや紅茶の2~3倍もするのだそうです。スーツケースに入れても邪魔にならない軽さと大きさがいいですよね。

海外からの旅行者が増える2020年の東京オリンピックでは日本国産「抹茶」の売れ行き注目ですね。

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