美容と健康に笑いとヨガのすすめ

ヨガといってもエクササイズのようなものばかりではありません。

シニアの方や汗をかく運動はちょっと苦手という方にもチャレンジできるヨガはありますよ。

今回は、ヨガの呼吸法や考えを取り入れた健康と美容情報をご紹介します。

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最近、心の底から笑っていますか?

あなたの周りにいつもニコニコしている人ってどのくらいいますか?

目だけ笑っているのではなく、心からの笑いを感じる人です。

目が合ってニコニコ微笑んでくれる人って魅力的に映りますよね。

あなた自身はどうですか。朝、鏡に映る自分に微笑みかけていますか?

車の運転をしている人の顔や電車に乗っている人もでスマホを見てうつむいている無表情の人の顔。

会社で仕事の話をしている同僚の顔。

久しぶりに一緒にランチやディナーを食べに行った友人の顔。

自分の生活で出会う人々は自分自身の姿や考えの鏡だったりします。

心理学者の研究によると子供は一日に146回笑うんだそうです。

赤ちゃんを見ているとつられて笑顔がでることってありますよね。

それに比べて大人の笑いはたったの「一日平均4回!」

一日中コンピューターにむかう時間が増えた私は時々、鏡に映った凝り固まった自分の顔をみてギョッとすることがあります…。

笑い

広辞苑によると「笑い」とは  口を大きく開けて喜びの声をたてる、おかしがって声をたてる

種類は2種類

微笑み(smile)社会的な笑い

笑い(laughter)愉快な笑い、満足した状態

笑いと聞くとコメディアンのコント、漫才や落語を見て笑うことと思うのが一般的でしょう。

私は落語はTVで祖母が楽しみにしていたり、お正月に見る番組だったのでご高齢の方が好きな日本の古典芸くらいに思っていました。

ところが、ご縁があってチケットを手に入れたので同年齢の女性4人で一緒に落語を見に行くことになりました。結果、約2時間お腹を抱えて涙がでるほど笑いました。

舞台の上には一人しかいないのにその物語に乗せられ、落語の世界に入って、笑のツボにはまって、どっと笑うの繰り返し。

一緒に行った友人達も「こんなに笑ったのはいつぶりだろう?」と笑い涙を流す顔を見合う程。

舞台の素晴らしさと笑ったことに満足して会場を後にしました。

大笑いした後の顔、体の全身をゆすって筋肉を動かしたような、心が軽くなったようなスッキリ感がくせになります。TVの前だけでなく、実際に会場で見ることを是非おすすめします。

「お母さんは家庭の太陽」といわれて女性は笑顔でいることを求められます。

実際は、お母さんだって一人の人間、生きていると山あり、谷ありといろいろあるんです。

日本人は文化からなのか一般に感情を内に秘めてしまう傾向があるような気がします。

でも、そんな自分を笑えた時がその悩みのブレイクスルーになるんじゃないかと思います。

笑うと元気を回復するということは私たちは日常の生活の中から知っています。

参照:笑い学研究

笑いと健康について

「パッチアダムス」という赤鼻をつけて患者たちを笑わせ医療に笑いを取り入れた医者の実話をストーリーにしたアメリカの映画があります。

確かに病気や悩みって笑いを忘れてしまった状態ともいえそうです。

ため息つくときは肩が下がって吐く息に、怒っているときは肩が上がって息が浅く吸うことに偏り呼吸のバランスを失っている状態です。

医療でも笑いに関する身体的効果と精神的効果の研究がされています。

特に、免疫に関する報告が最も多く、癌化した細胞やウィルスなどに感染した細胞の殺傷、患者に笑う体験を行わせた結果NK細胞活性が上昇したという結果が報告されています。

これは、笑顔の表情の大きさは関係がなく、楽しい感情体験と関連が高いと考えられています。

また、アメリカではがんに対する包括的治療の一環としてラフターセラピーが行われています。

NK細胞は自然免疫の中心的役割を演じ、その活性は免疫能力を示す一つの指標になりうると考えられ、自然のままの状態で癌化細胞、感染細胞をいちはやく認識し殺傷する働きをしているといわれています。

つまり、生体をがんや感染症から防御するという重要な働きをしています。NK細胞はいろいろなストレス、肉体的ストレス、精神的ストレスにおいて細胞活性が低下するとされています。

実際に笑いとNK細胞活性の変化を調べた日本における実験では、被験者に落語を見せた前後のNK細胞活性の上昇を示しています。

大きく笑うことは腹式呼吸に繋がり、酸素を多く取り込むことで血中の酸素濃度が上昇するなど心肺機能の強化につながります。

20-30分笑うことは有酸素運としても有効で、実際笑っていると体が熱くなり汗をかき、その後心地よい疲労感を得ることが出来ます。

笑いの心拍数の変動への影響、笑いによる脳血流の変化など循環機能、脳機能との関連についての報告もあります。

笑いを取り入れた健康面での効果が期待できると推測されて、今後老人デイケアのプログラムや精神科での応用もできると考えられています。

緊張、不安、うつ気味、怒り、疲労、混乱においてラフターヨガをやった前後に気分に及ぼす効果POMS(Profile of Mood Status) の検討をした場合、すべての項目で効果がみられるという結果が報告されています。

エンドルフィンとは、大脳内部にありモルヒネに似た鎮痛作用を示す脳内ホルモン

神経を落ち着かせる作用があり、深呼吸、軽い運動、入浴、笑いで分泌するといわれています。

つまり、ユーモアや笑いを積極的に生活に取り入れることは

・ 適度な運動に匹敵するような効果

・ 笑った直後にβ―エンドルフィンの増加

・ 笑いの中枢である辺縁系と右脳によい影響

・ 免疫機能に大切なNK細胞活性化が高まる

など健康づくりに大きく役立ちます。

参照: 笑いセラピー 看護ケアと笑い  笑いとNK細胞  笑と心のゆとり 

ラフターヨガとは

1995年にインド人の医師/マダン・カタリア(Madan Kataria)とヨガインストラクター/マデュリ・カタリア(Madhuri Kataria)によって考案された笑いのエクササイズとヨガ呼吸法とを組み合わせたユニークな健康法です。

今は、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアをはじめ世界中に広がっています。

公式サイト:ラフターヨガ

ラフターヨガの概念は「子供の遊び心(Child Play fulness)」

誰もが子供のような遊び心を心の中に持っているので、その子供の遊び心を活性化すように笑いのエクササイズをするという趣旨があります。

私もついに興味本位でお試しクラスに参加してみたので、そのレポートをご報告します。

ラフターヨガ体験レポート

インストラクターはニッコニコ顔をしたご高齢の男性と20代の若い女性。

真剣な顔をした私は場違い?という考えがまず頭をよぎりました。参加者は約20名で3割が初心者

参加者が輪になって、まずは作り笑いから始まりアイコンタクトをしながら笑います。

なんでも作り笑いだろうが、本当の笑いだろうが脳からエンドルフィンというポジティブホルモンがでるというのがカタリア医師の研究結果だそうです。

「ホッホッホ」だったり「ハッハッハ」とインストラクターのまねをして声にします。

笑いの後に手拍子2回、万歳1回「Very good, Very good, Yeah!」という子どもに返るおまじないでグループで声かけをします。これは世界中のラフターヨガで共通、同じ掛け声です。

両手を上げる万歳をする動作だけでも気分が高揚するんだそうです。

うれしいとやってしまう「ヤッター!」をいう行為にも意味があるんですね。

また「架空の水が入ったコップを手に持って下さい。その水を前にいる人にぶっかけて下さい。」とアドバイスを受けると参加者もその気になって水をかけるふりをして笑い続けます。

最初は作り笑いをしている自分が恥ずかしいという気持ちが優先していたのですが、だんだんそれをやっている自分にばからしくもおかしくなってきて本物の笑いがお腹から沸き上がります。

「こんなことをしたら他人は自分を恥ずかしい人と見るだろう」という自分が勝手に作った固定概念を外すためにも有効的だと心理学者でもあるインストラクターが教えてくれました。

いつの間にか参加者全員が作り笑いではなく、本当に楽しくなって笑えるのです。

結構、肺活量を使ったというくらい笑っていて、ヨガでいう吐く呼吸に集中していることに気が付きます。これを20~30分続けると、ちょっとしたことがツボにはまり笑い続けます。

途中、唇を合わせてハミングする、プーンと蜂が飛ぶような音を出す「蜂の笑い」というワークもやりました。これは、外の笑いを今度は体の中に取り込もうというワークです。

そうすることでハートが笑いの振動を感じて心にたまったものがリリースできるのだそうです。

誰でもユーモアや冗談に頼らず、会話を交わすことはなしで皆で一斉に笑い終わる内容です。

終わった後の注意点としては、笑ったことで体にたまって抑圧されていた感情がでてくることがあるそうです。

怒りや悲しみをどこからともなく思い出すことを経験するのは普通のことなので、ただ感じなさいと指導されました。

ユーモアのセンスは必要とされないので老若男女だれでも参加可能です。

笑いは世界共通のユニバーサル・ランゲージ。

参加した当時、子育てに一生懸命で「子供たちが笑顔で毎日を過ごせること」は意識しつつも自分自身はイライラしたり、そんな自分に自責の念を感じたりしてはじめての子育てに悩んだこともありました。

生活の中で心の底から笑っていたかというと子供の頃の自分に比べて程遠い状況だったと思います。

初めてラフターヨガに参加した後の感想は「心と体が軽くなった、心のコリがとれた気がする」その後日々の生活において笑いを意識した生活を送るようになった気がします。

子育て中のママさん、中年期しかめっ面をしている男性、介護で疲れがたまっている人こそおすすめしたい、笑いで心のストレスを開放してあげたらいいんじゃないかなと思います。

参照:  Laughter yoga 効果 

 顔ヨガ

表情を豊かにする顔ヨガ

公式サイト:顔ヨガ

顔の表情筋を鍛えるストレッチ表情筋トレーニング

顔には約60種類の表情筋という筋肉があり心の状態を表現して笑ったり、怒ったりの複雑で微妙な表情を作っています。

顔ヨガは、ヨガの呼吸法をゆっくりとした動きを取り入れることで顔の筋肉を刺激し、結構、リンパの流れ、新陳代謝を促進し、表情筋本来のしなやかな弾力を取り戻します。

体の筋肉の変化が3-6か月後にみられる身体を鍛える筋トレとは異なり、小さな顔の筋肉は一日たった3分、一つのポーズも10秒なので簡単。

1~2週間続けるだけで顔の変化を実感することができるようです。

顔ヨガの前後の顔をみるとその成果に魅かれるものの、実際のヨガポーズを見てみると…?

一見、実写版絵文字のような表情をします。

最初のうちは自分の顔をみて笑ってしまい、ラフターヨガになってしまうかもしれません。笑

ヨガスタジオでやるというより、個人的にはお風呂場で一人になってやるタイプのヨガの気がしますが、私の場合、コンピューターに向かいすぎて無表情に固まってしまった顔には大きな効果が期待できるかもしれません。

マクドナルドのメニューにある「Smile=Free」。ただで簡単にできる笑いやユーモアを日常に取り入れて「心を空にする=無にする」力をぬいて日々過ごせるといいですね。

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最近はダイエットのためにヨガをやるという若い人もたくさんいるんですね。私は静かになり自分の体に目を向けて「今、ここ」に集中できることがヨガをして好きな時間です。
ヨガと地球を結びつけるヨガマットとヨガ環境を整えるこだわりグッズ。自分のお気に入りアイテムに囲まれてヨガをすると五感が喜んで至福の時間になります。

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