一流の人が使う色の効果 カラーセラピー

2019年5月、アメリカ大統領夫妻の来日ニュースが注目されていましたね。

私が注目したのは夫妻のファッションカラーです。飛行機から降り立った大統領夫妻はカップルでカラーコーディネートをばっちり決めてファーストレディは黄色のドレス、大統領は黄色のネクタイをしていました。この色の意味わかりますか?

今回は、色彩が与える心理的効果、カラーセラピーについてご紹介したいと思います。

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そのネクタイなんとなく選んでいませんか?

アメリカの大統領選をTVで見たことってありますか?

アメリカ大統領選挙でどちらの候補者が赤か青のネクタイをするのか注目されますよね。

パワー・タイとも呼ばれ、リーダーシップ、エネルギーを表す色です。

これはアメリカ国旗に代表される赤、白、青を意識的に身に着けると同時に、色彩が相手に与えるイメージ戦略を利用しています。

相手に会って目から受け取る情報って大きな印象を与えます。相手と会話する時には目を見て話す文化の北米では、会話をする時に一番目に入ってくるのは首元から上です。

つまり、ネクタイの色によって相手に与える心理的効果を意識しています。

各国との会談では赤いネクタイをすることが多いアメリカ大統領。

大切な商談にはパワーをイメージさせる赤の効果を利用して主張を強く伝えているのです。

ちなみに、青色は鎮静効果があり、誠実さのイメージを与えるといわれています。

今回の来日で大統領夫妻が身に着けた黄色はコミュニケーションカラーと呼ばれ、親和性を表す色です。第一印象でこれから話される会合が予想できるなんて、結構面白い視点だと思いませんか?

男性のスーツって紺色やグレーで割と同じような感じなので、ネクタイ一つで印象がグッと変わります。

逆に、ネクタイを一つ変えるだけで相手に与える印象も変わるので、海外の顧客とのミーティング、会社面接や大切な商談などTPOにあわせて色を意識して選んでみるといいですね。

カラーセラピー 色彩が人に与える心理作用

光がスペクトルの7色からなることを発見したニュートン。

彼が行ったプリズムを使った実験が色彩の科学的研究の基礎です。

カラーセラピーは色が人間の過去の体験に関係しているという点に注目した療法です。

代替療法の多くは、五感が感情と結びついていることに注目した心理治療方法です。

嗅覚の例で、例えば、家で宿題をしていたら台所からカレーライスのにおいがしてきたとします。

その時「今日の夕飯はカレーライスという事実」と「おいしそうだな」という感情が動きます。

過去にカレーライスを食べた時の記憶が同時に関連づけられるからです。

これと同様に色彩も何等かの感情を人に与えます

例えば、春に桜の花見へいくと「ピンクの桜が満開に咲いている」と見て思うと同時に「きれいだな」という感情がついてきます。

そして、街でピンク色のワンピースを着た女性を見た時に連想ゲームのように「ほんのり、柔らかな、爽やか」など自分が体験したピンク色に対する印象、春のイメージを思い出すのです。

事柄に関連付けられた感情や印象が体験した時の色に対する印象に影響し、色を見るとその色につけた印象から過去に起こった一連の体験を意識するため、そこになんらかの感情が生じます

色の持つイメージ
活動的、情熱的、衝動的、温かい、温暖色
平和、安全、誠実、冷静、新鮮、清潔、寒冷色
安息、調和、自然、平和、バランス
好奇心、向上心、幸福、軽快、陽気
高貴、神秘、華麗、上品
安心、大地、温もり、堅実
高級、威厳、厳粛、暗闇
清潔、純粋、潔白、神聖

コルチゾール(Cortisol)は人間のストレスに反応して分泌されるHPA系(視床下部ー下垂体―副腎皮質系)の代表的なホルモンです。

ストレスに応じて濃度が増加することから、ストレスホルモンとも呼ばれています。

ある大学で行った被験者に赤、青眼鏡をかけさせ、スピードと正確さを要求した単純な足し算を30分間するという実験で唾液中のコルチゾールの濃度を調べた結果、赤に比べて青のほうは抑制されていました。

つまり、青色は内分泌系のストレス反応に対して抑制作用し、赤色は自律神経系に対して抑制敵に作用することが報告されています。また、心理評価の結果は青のほうが集中、赤のほうは課題後の安静後のいら立ち感が高いことがわかりました。

赤色は副交感神経の抑制、自律神経へ及ぼす影響あり、青色は心拍数の低下に影響があることから鬱や不安傾向にある人へ色の心理効果が有効という研究もあります。

参照:色とホルモン 色とストレス 色の影響 色と内臓

パーソナルカラー 自分に似合う色を知る

色といえば、風水で有名なDrコパ。金色、黄色の財布が金運を呼ぶとか、毎年この色のお財布を持つといいことがあるというアドバイスに影響されて毎年買い換えている女性も多いでしょうね。

小物の色を変えてファッションを楽しむのは割と簡単ですよね。

ファッション業界では、毎年流行させたい色のテーマがあります。

今年は「ピンク」だからお店にある洋服を手に取ってみたけれど、鏡に映る自分を見てみたらなんだか膨張して太って見えて似合わない、肌がくすんでぼやけて見えることってありませんか?

お店の人に太鼓判を押されて買ってはみたものの、一回しか着ないで終わった洋服がクローゼットの中にある場合、色が自分に合っていたのかどうかをチェックするといいですよ。

つまり、自分が好きな色が自分に似合うとは限らないということです。

同じ赤でも明度と彩度によりバラエティ豊富で自分に似合う赤と似合わない赤があります。

同じ日本人という人種でも肌色に微妙な色の違いがあるのをご存知ですか?

これを知っていると知らないとではおしゃれの幅も大きく左右します。顔の作りだけでなく、リップカラー、チークカラー、アイシャドーなどメイクも肌によって微妙に似合う色が違います。

その人に似合う色のことをパーソナルカラーといいます。

一概に肌の色だけではなく、髪の色瞳の色が印象に影響します。

パーソナルカラーを使うといいことは

・ その人らしさ、個性が相手に伝わりやすい

・ 顔立ちがはっきり見える

・ 血色がよく見える

パーソナルカラーには4つのタイプがあります。

イエローベース

  • スプリングタイプ・・・キュートな印象でソフト感じ
  • オータムタイプ・・・知性とあたたかい雰囲気

ブルーベース

  • サマータイプ・・・優しくエレガントな感じ
  • ウィンタータイプ・・・クールでシャープな感じ

スプリングとオータムタイプは、黄色がかった色味が似合うイエローベース、サマーとウィンタータイプは、青みがかった透明感のある色が似合うブルーベースと呼ばれています。

パーソナルカラーのタイプを知っていると買い物にも迷いがなくなります。

有名デパートにあるパーソナルカラーのコーナーは大人気で予約待ちもでるようですね。

90秒でわかる無料のパーソナルカラー診断はこちら→ 花王公式サイト

似合う色と避けたほうがいい色を知ることでファッションも魅力的なコーディネートになり、メイクの効果も倍増。使わないまま引き出しやクローゼットの奥に…なんてこともありません。

周りの人にも自分に似合うものを知っているおしゃれな人という印象を与えると思いますよ。

参照:フォントと背景色の印象 シニア層の色好み  from Cashvertising     被服の色彩の心理的影響 Study of color art therapy 

カラーコーディネート 生活に取り入れたい色効果

色が与える人間の心理的影響、色彩心理学は、環境、芸術、ファッション、インテリアデザイン、食事、マーケティングなどで活用されています。

カラーコディネートはイメージを元に複数の色を使って希望の環境を生み出したい時に使用します。

赤は、温かみという温度を感じさせる色であると同時に目を引くという点で企業のロゴ、商品パッケージや広告にも意識的に使用されています。

スーパーの安売りの表示に使われる赤。購買欲や欲望を刺激する色といわれています。

色の心理作用によってインテリアの印象、部屋のイメージやそこで生活する自分の気分も大きく左右されます。

例えば、自然や平和をイメージする緑色を寝室などに使うことで緊張緩和、安心、大地をイメージするの茶色は家具に使うことで空間を調和しやすく、気持ちを安定させる効果があります

色の仕組み

有彩色・・・色相(色味の違い)

トーン・・・彩度(鮮やかさの違い)/明度(明るさの違い)

無彩色・・・明度(明るさの違い)

オフィス環境でも仕事のプレゼンテーションの資料作成や、ウェブサイト、広告のデザインをする機会が増えました。

例えば、背景色と文字色の組み合わせに対してどんな組み合わせが読みやすく、配色としていいのかが大切なデザインのポイントになります。

フォントと背景色の組み合わせから「幸福、愛、平和、情熱的、好奇心」というハートウォーミングなイメージ、「涼しい、冷静、爽やかさ」というクールなイメージなど印象が全く違います。ちなみにゴシック体、太字、黄色の組み合わせが読みやすいという研究結果もあります。

また、シニア世代の目にとって85%のブルーライトを吸収しやすいことからシニア層の好きな色は青色というデータもあります。

一般に好きな色の順位は、青、赤、緑、紫、オレンジ、黄色の順で、色の組み合わせは赤と緑、青と黄、紫と緑、緑と黄色、紫、黄色の順です。

ウェブサイトを自分で作る時も実際にお店を建設するイメージで作ってみるといいです。

色の組み合わせ見本はこちら→ Adobe公式ページ

色見本を使用するよりもカラーバランスの検討を簡単にし、美しい色彩表現を素早く行うためのヒントがありますよ。

自分のウェブサイトのブランドイメージ、伝えたいメッセージなど自分が好きな色という理由で作るよりも、色彩心理学を意識してデザインすると自分が集客したい読者があなたのサイトに訪問してくれるかもしれませんね。

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