2021年トレンドはズバリ!「クリーン&グリーン」

2020年は自分で生きるスキルをつけようと投資を勉強する人が世界中で増えました。

初心者にとって目の前の値動きを追うのは至難の業ですが、もう少しゆっくり長期の未来に役立つ企業に投資する「次世代への投資」スタンスをとってみたらどうでしょうか?

今回は時代シフトの今だから注目したい、投資初心者の長期投資に参照にしてほしい、女性なら関心が高そうな2021年からのビジネストレンド「Clean & Green」についてご紹介します。

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Clean : 石油エネルギーにかわる次世代のエネルギー


新しい世代の投資家が探しているのは

現在社会が直面する問題:地球の温暖化にどのように対応するのか」ということ。

ESGトレンドとはEnvironmental(環境)Social(社会性)Governance(規定)の揃った「人と地球を優先させるアプローチ」が注目を集め、そのトレンドは2020年に加速しはじめました。

例えば、フードデリバリーの人気に伴い、排気ガスゼロの取り組みをその会社がしているかも関心が高まっているということです。

「2050年までに温室効果ガス排出ゼロ」を2020年10月に表明した日本。

しかし、ヨーロッパや中国では「2030年までに化石燃料使用をやめる」、アメリカカリフォルニア州では「2025年までにガソリン車の使用を禁止する」など世界各国の取り組みはもっと近い未来にゴールを掲げています。

自動車業界はヨーロッパでデーゼルの廃止宣言に次いで、ガス自動車の禁止、電気自動車へのシフトが大きく始まっています。

電気自動車に続き注目したい電気エネルギー。

供給源は自然の資源を利用したエネルギーと化学反応によって作り出すエネルギーの2種類です。

  • 太陽光エネルギー
  • 水力エネルギー
  • 風力エネルギー
  • 水素エネルギー
  • リチウム電池

但し、自然エネルギーは天候によって自然からの供給が安定していないというデメリットがあることも考慮する必要があります。

また、太陽光エネルギーを作るソーラーパネルの銀、水素エネルギーのプラチナ、リチウム電池のニッケルなど材料として使用されるミネラルも今後注目が集まってくるかもしれません。

2019年3月から経済産業省が水素エネルギー社会への国の取り組みをインターネットで情報更新しているので、業務用、家庭用水素エネルギー補助金、支援制度をチェックするのに便利ですよ。

参照:TEDトーク、投資ゼミナール 経済産業省水素エネルギー取り組み

Green:ドットコム革命からフード革命へ


健康ブームの発祥地である北米西海岸の都市、アメリカカルフォルニア州、ヨーロッパでは、植物ベースの食品開発以外にも化粧品、ペットフードなど食べもの、肌につけるもの、身に着けるもの、家のデコレーションまで植物ベースの商品に消費者の関心が集まってきています。

「ノー・ミートオプション(肉未使用オプション)」を選択する客層のためにレストランでもベジタリアンメニューを早急に対応する必要がでてきました。

グローバルウェルネス産業の市場は既に2018年に4.5兆円の価値があるといわれ、2015年3.7兆円から2017年4.2兆円へ伸びをみせる成長率は世界経済よりも速いペースだといわれています。

まさにブーム到来というところでしょうか。

アメリカで950億ドル産業といわれる精肉産業に対して2020年のパンデミック以前から肉食が健康不良、寿命の短さ、病気のまん延との関連性を懸念する声がでていました。

<加工肉製品の健康リスク>

脳卒中、心臓病、がん、糖尿病、大腸がん、早期死亡率、睾丸がんの危険性増加など

パンデミックと同様に扱われる感染症:豚インフルエンザ、鳥インフルエンザ、サルモネラ、大腸菌なども食肉からの発生源です。

2020年パンデミックで精肉製品不足が起きたことも消費者にとって食肉品質について改めて考える機会となりました。精肉製品不足を植物ベース商品がすぐに補えたという点でも注目されています。

Supermarket Perimeter が発表した近年の研究によるとアメリカの77%の食料品消費者はパンデミックが始まった6か月間で植物ベース代替ミートを購入したという報告がされています。

さらに77%のうち40%は通常は動物性の肉食ミートイーター消費者でした。特にパンデミックが始まった初期、2020年3~4月の植物ベース代替ミートの売り上げは2~3倍に増えています。

食料品の植物性食品の売り上げは過去2年で約29%の増加でした。

2020年春、植物ベース業界の成長に注目している国、カナダでは政府が植物性タンパク質の開発支援に1億5000万ドルの投資を発表しています。

地球温暖化の問題に対して取り組む「Clean & Green Business」への本格的政府支援が始まったことが各国ニュースで報道されていますね。

参照:Canada News  Supermarket Perimeter

Plant Base: 植物性ベース


植物性代替ミートといえば、KFCなど北米のファーストフード企業との契約で注目を浴びた業界先駆者のビヨンドミート(Beyond Meat)とインポッシブルフード(Impossible Foods)。

注目の理由は、今まで市場にあった植物性食品の食感と味覚を大きく改良したことによりミートイーター(肉食の人)が食べても美味しいと納得する商品を開発していることです。

消費者が動物性タンパク質から植物性タンパク質に代替すること、食感と味に満足できる商品を求めているといえます。

ビヨンドミートのミッションステイトメントは

動物性食品から植物性食品にシフトすることで4つのグローバル問題:健康、地球温暖化、自然資源の貯蓄、動物愛護への影響は計り知れない

特にビヨンドミートは株式市場IPOで$66から$195ドルまで記録的な株価をつけたことでも投資家の新市場への期待が大きいことを示しています。

植物性代替ミート産業は数年で74億ドルまで成長すると予測されています。

植物ベースの商品開発は食品のみならず、ダイエット商品、化粧品、スキンケア、ペットフード、ベビーフード、生活用品、ファッション、インテリアにも拡大を見せています。

ベジタリアン(Vegetarian)やビーガン( Vegan)専門オンラインショッピングモールを作る会社も増えています。

但し、健康食品とうたう植物性食品やオーガニック食品がまだ割高な価格設定なため、消費者が購入をためらってしまうというデメリットもあります。

輸入に頼らなくてもよい、マイレージを減らした、消費者が安心して食べられる野菜、果物の生産という点で国産、ローカルなものを旬な時に購入できるのが理想です。

日本の農業を次世代が改良していくいいチャンスかもしれませんね。

2020年から投資を勉強しはじめた人、これから方向修正してビジネスを始める人はこれから成長を続けるクリーン&グリーントレンドに注目してみてはいかがですか。

「パンデミックは時間を止めて世界を見直すいい機会だった」と考えると各業界の次世代へのシフトについていくのがよい投資だと言えますね。


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