夏バテ解消 冷んやりおいしい甘酒ドリンク

自然食材を体に取り入れたい妊婦さんや母乳育児中の新米ママさんの夏バテ予防に役立つ発酵食品「甘酒」。今回は、体力が落ちやすい暑い夏を乗り切るために甘酒を使った冷たいドリンクレシピをご紹介します。

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妊婦さんの十月十日を甘酒でのりきる

妊娠して初めて知る身体の変化は数知れず。その都度、臨機応変に対応するしかありません。

その一つに妊娠すると産婦人科や助産婦さんに薦められるのが鉄分補給。

鉄分が不足してしまうと赤ちゃんと胎盤の発育や産後の母乳の出にも影響がある場合があります。

つわりで食欲が落ちたりして食事で補えないと鉄分サプリメントを取ることに…。

妊娠するとただでさえ便秘になりやすいのに、鉄分サプリメントで栄養補給をして困るのが副作用の1つに便秘がちになるこです。

腸にいい乳酸菌をヨーグルトでとりいれる人もいると思いますが、乳製品だとお腹がゴロゴロしてしまうという方におすすめなのは日本の発酵食品

「甘酒」です。

甘酒の整腸作用で自然なお通じが期待できます。

ちなみに、鉄分の吸収を阻害するタンニンを含む飲み物、お茶、コーヒー、紅茶は食事中は避けた方がいいです。

また、妊婦さんはホルモンの変化で無性に甘いモノや辛いモノが食べたくなったりもします。

甘酒はブドウ糖100%の優しい甘さが欲求を満たしてくれるのに砂糖ではないのでカロリー控えめ。

糖質もすぐにエネルギーとして使われるので摂取しても太りにくいと言われています。

体力がおちる夏バテ対策に甘酒

体内で作られる酵素は年齢とともに低下していくので積極的に摂ることが大切です。

活きたまま米粒に残された酵素を利用した甘酒は、体内では作られない9種類の必須アミノ酸をすべて含んでいる点でも優れています。

ビタミンB1、B2、B6、アミノ酸、

パントテン酸、イノシトール、ビオチン

麹のアミラーゼがデンプンをブドウ糖に、プロテアーゼがタンパク質をアミノ酸に分解します。

グルコースは唯一脳まで届く栄養素で体を動かすためのエネルギー源となり集中力を高める効果があるそうです。

疲労やストレスを感じた日は寝る前に飲むと交感神経の興奮を緩める働きがあるといわれています。

疲労回復の食事のポイントは、糖質(主食)、タンパク質(肉、魚、卵、大豆製品)、ビタミン(野菜や果物)、ミネラル(牛乳や改装)をバランスよく組み合わせて取り入れることです。

ビタミンB1が不足すると体内に摂取されたエネルギーを変化できにくくなります。

殺菌効力と疲労回復効果のある栄養成分アリシン(ニンニク、ねぎ、生姜など)を含む食品と一緒に食べるとビタミンB1の吸収率がアップします。

冷たい清涼飲料水には、糖質を多く含むものがあり、これによる糖質過多も逆に疲労の原因になってしまいます。

運動後の疲労回復のためには運動終了後30分以内に糖質を摂取する方法が推奨されています。

身体に吸収の速いブドウ糖を主成分とし、各種アミノ酸やビタミンを含む発酵食品の甘酒がスポーツ選手の練習後の疲労感軽減があると研究で確認されています。

写真:発酵は力なり・小林武夫著江戸時代の甘酒売り   「守貞漫稿」より)

乳酸菌とオリゴ糖などで腸内細菌の改善、食物繊維の摂取量を増やすので便秘予防、改善、体内有毒物質の排出にも役立つ効果があります。

江戸時代、初夏には冷やし甘酒売りが千軒以上も出ており、梅雨時期の感染予防、夏バテ予防の健康ドリンクとして人気があり、昭和40代後半までの日本の農家では、毎日飲んでいた飲み物だったようです。

滋養の宝庫甘酒は、熱中症予防のための水分補給や体力が落ちやすい妊婦さん、新米ママさんやシニア世代の夏バテの栄養補給にも役立ちそうです。

甘酒には米麹を使用しているものと酒粕を使っているものとあります。米麹を使った甘酒はアルコールゼロの清涼飲料、酒粕を使った甘酒はアルコールが含まれるので要注意です。

※甘酒のことをもっと知りたい方におすすめサイト:あまざけ.com

参照:スポーツ後の体力回復 厚生省  麹知識  引用文献:日本2老年医学会雑誌 加齢による膵外分泌機能の変化,28,600.

炊飯器で作る失敗しない甘酒レシピ

子供の頃、よくおばあちゃんが作ってくれた甘酒。

麹と炊いたお米をよく混ぜ合わせてお湯を足したら、蓋をして容器をバスタオルで包み、こたつの中で10時間くらい保温していました。

目安は「人肌」

何につけても丁寧な仕事をしていた祖母だからこそできるおいしさの秘訣でした。

自分や家族が口にするものなので自分で作るのが一番安心。

でも時間や手間がかかると健康作りも長続きしません。

面倒くさいことが嫌いな私は炊飯器を使って簡単で失敗しない甘酒をおうちで作ります。

材料を混ぜて炊飯器に入れるだけのとってもシンプル。

8時間の保温時間が必要なので夜寝る前に仕込んで朝起きたら甘酒ができあがり!

ー材料ー

米・・・一合

水(冷ますため)・・・360㎖

乾燥した米麹・・・200g

量を多く作りたい場合  ポイントは「米と麹の比率=1:2」

―作り方ー

1.

米を洗って一合のお米に少し分量よりも多めに水をいれて、

炊飯器でやわらかめに炊きます

2.

ご飯が炊けたら炊飯器のスイッチは保温にしたままお水を加えて

温度を下げます

※麹菌は60℃以上で死滅してしまいます

3.

温度が下がったら麹を加えて全体をよく混ぜ合わせます

4.

炊飯器のふたを開けたまま、濡れふきんを2枚重ねにして

8時間保温します

つぶつぶ食感が好きな人はそのまま、滑らかさが好きな人はミキサーにいれてスムーズな飲み心地にします。手作り甘酒の消費期限は約1週間です。

レシピ:Foodie公式サイト

季節のフルーツと甘酒を使ったおいしい飲み物

子供の頃、甘酒というと冬にあったかくしてのむ飲み物だと思っていましたが、冷やして氷をいれストレートで飲むとカルピスのように優しい甘さでおいしいです。

季節のフルーツを取り入れることで味覚をかえたヘルシーなドリンクを毎日飽きずに楽しめます。

フルーツは一口大にして冷凍しておくとミキサーでいつでも簡単にスムージーが作れますよ。

今回は妊婦さんにおいしい甘酒ドリンクを選んでみました。

骨を強くするカルシウム補給ドリンク


小松菜と甘酒のグリーンスムージー

―材料ー

バナナ・・・1/2本

リンゴ・・・1/8個

小松菜・・・50g

甘酒・・・125ml

小松菜の栄養:ビタミン、カリウム、鉄分、カルシウム

100gあたりの量を比較した場合牛乳よりもカルシウムを含む歯や骨を形成する働きがある

キウイとアボカド甘酒のスムージー

Marukome:キウイ&アボカド 甘酒スムージー

ー材料ー

アボカド・・・1/2個

キウイ・・・1/2個

甘酒・・・125ml

アボカド栄養:ビタミンA、C、E、鉄、マグネシウム、カルシウム、オレイン酸、カリウム

オレイン酸ー悪玉コレステロールを減らす

カリウム

塩分のとりすぎなどが原因で増えてしまったナトリウムを排出する働きがあり高血圧予防

辛口しょうがでお口さっぱり、体を冷やしすぎない爽やかドリンク


甘酒ジンジャーエール

Marukome 甘酒ジンジャーエール

ー材料ー

炭酸水・・・125ml

しょうが・・・小さじ1

甘酒・・・大さじ2

ミント・・・飾りに少々

生姜栄養:ショウガオールは血行を促進し、体を温める作用があるので新陳代謝を活発にする

甘酒や発酵食品を使ったおいしいレシピが満載:Marukome 公式サイト

参照:Marukome 栄養

お腹スッキリ肌つるりん、つめた~い甘酒で暑い夏を乗り切る。冷やして飲んでも温めてもおいしい甘酒は季節を問わず、赤ちゃんから大人まで家族で一緒にホッと一息つきたい時に飲める発酵食。

「いい菌を体に取り入れて健康を保ち、悪い菌が悪さをしない環境を作る」

そんな菌との共存が健康に暮らすコツなんじゃないかなと思います。

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